病院で亡くなった時の着替えについて

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母が病院で亡くなり、看護婦さんに着替えを持ってくる様に言われました。
病院のレンタルのパジャマを着用していましたのでお返ししなくてはなりません。

実は母は翌日に転院をする事になっていてその前日の夜に亡くなったのです。
そんなわけで姉が翌日の支度で新しいパジャマを用意していました。

それを持参したら、こういう時にはパジャマは都合が悪いそうです。

確かに足を通したりするのは大変ですよね。

病院にも用意があるということなので、そちらをお願いしたら
それは「ガーゼの白ねまき」でした。

こういうものは普通用意しておかないですよね。

病院でお願いした「ガーゼの白ねまき」は14000円もしました。
すごく高いなぁ!と思いましたが、そんな事言ってられません。

普通のときと違うので、言いなりのお値段です。

こんなことなら何か奇麗な柄のある「二重ガーゼねまき」でも買っておけば良かったなぁと後悔しています。


それならば家にしまっておいても変ではないし元気になったら普通に使えました。

病院から帰るときは「白ねまき」でなくても良かったです。

うちは浄土真宗に則って葬儀を執り行いました。

浄土真宗は亡くなった時点で成仏している考えなので、故人は旅に出ません。
だから「白い旅装束」に着替えないのですが、ほとんどの仏教では納棺時に「白い旅装束」に着替えると思います。

その衣装は葬儀社に用意されています。

だから病院でご遺体に着せるものは「浴衣・ねまき」であれば何でも良かったみたいです。

袖を通したり足を揃えたりするのに都合が良いのでパジャマではなく、ねまきが必要だったのです。

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