喪主は88才の父ですが姉と私がほぼ代行しました
母が85才で亡くなり、喪主は88才の父でした。(当時の年齢です)
高齢の父に葬儀を段取るのは無理だし、そもそも自分が葬儀を執り行おうという気は全くないのです。
母の葬儀は、父の「頼むよね」のひとことで私達姉妹の勤めになりました。
親類も高齢で、すでに他界したり歩行困難だったり。
母の葬儀はひ孫を含めた17名のごく身内だけで、一日葬を執り行いました。
父が疲れずに、母を華やかに送れたという満足感が得られるよう考えました。
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母は葬儀社に安置、遺体ホテルという選択肢も考えた
母は生前、自分が亡くなったら病院から火葬場に直接行き、骨にしてから家に帰るようにと言っていました。
でも病院から火葬場というのは無理です。
火葬するまでの日数もあり、うちは葬儀社に安置してもらいました。
都市部では火葬の予約をとるのが大変で、葬儀が随分と先になり「遺体ホテル」というのもあるそうです。
遺体を預かってもらうと、部屋を片付けたりするバタバタ感が全くありません。
自宅に人の出入りもないので、父も身体をゆっくり休めることができました。
葬儀の式場と火葬場が近いように配慮した
父が移動で疲れないように、葬儀の式場と火葬場は近いように配慮しました。
火葬場に近い式場をリストアップしておいたのは、本当に良かったと思います。
火葬場内に式場もあるのですが、室料が9万円かかるそうです。
斎場の地元の方だと補助が出るようですが、実家では自己負担なのです。
斎場の近くに「イオンのお葬式」の直営葬儀社があり、こちらだと式場代がかかりませんでした。
式場と斎場は充分近かったので、体力的にも経済的にも負担にならず良かったです。
式場と斎場の場所を事前に調べてあり、病院から葬儀社依頼の電話で、その希望を言えたことがこの結果につながりました。
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斎場(火葬場)の休憩室は洋室で良かった
これは特に希望したわけでないのですが、斎場の休憩室は靴を脱がずに椅子とテーブルなのがとても良かったです。
火葬を待つ間に、会食をしたのですが、椅子の方が足が楽ですよね。
親戚の時は和室でしたので、お年寄りはお尻に当てる小さい椅子をしたり、足を投げ出したりしていました。
子どもも高齢者もいるので、靴を脱ぎはきするのは意外と大変です。
その点、洋室だった事はとても楽でした。
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身内だけだから喪主の挨拶なんて何にもなし
うちはひ孫を含めた身内17名の葬儀で、喪主のご挨拶も何もなし。
なにかひと言あっても良いなぁと思いましたが、無理強いしませんでした。
父はスーツを着るのが久々で「服が重い」と言っていました。
服が重いなんて、考えもつかない感想なのでやはり疲れたんでしょうね。
高齢者が喪主の場合、やはり段取りは周りの者が進めるのが良いかと思います。
こうしなければならない、というこだわりのある家風だと少し大変ですが、我が家はそういう事がない分、助かりました。
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